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嫉妬はいつ生まれるか? 社会学者の本より



フランチェスコ・アルベローニという社会学者が書いた
『恋すること』(草思社)という本を読んでいます。
冷静に、社会学として恋愛を分析しているものですが、
とても面白く読んでいます。

コラム形式になっていて、読みやすいのですが、
今日はそのひとつを紹介しましょう。

「嫉妬はいつ生まれるか?」です。

著者は、「恋愛には、ふつう嫉妬はない」と書いています。
だから、いつ生まれるかが、知りたいということで話がスタートします。

私には価値があるという自己承認を認めてくれるのが、恋愛相手といいます。

この話を読んだときに、私は白雪姫を思い出しました。
恋愛相手は、本人の鏡のような役目を果たしているといっていいでしょう。
白雪姫の王妃の鏡のように、いろいろなところを褒めてくれます。

ところが、いつも王妃が褒めていた鏡が白雪姫のほうが美しいという。
ここで、王妃の嫉妬が生まれるのです。

著者も書いています。

「嫉妬は、このプロセス(自己承認、自己評価のプロセス)が中断されて、
ほかの人に移ったときに生まれる」

他の人にこの自己承認、自己評価プロセスが移ったとき、受ける衝撃は
倍になるという、それは自分が無価値な人間だと思うきっかけになるから
だと著者はいいます。

「たとえば、彼女が車が好きで、レーサーに魅了されているとしよう。
レーサーでないわたしのほうといえば、ほかならぬ彼女との恋をとおして、
レーサーなんかつまらない(自分はレーサーではないし、興味もない)
と思うようになったのだ。ところが彼女のほうは違う。彼女はわたしの
もたないものに、価値などあるはずもないものに熱中しているのだ。
そうなると、わたしのほうはまるで値打ちのない、つまらないものの
ようになってしまう」

 こうした嫉妬心の過程は誤解かもしれませんし、そうではないかも
しれません。なぜ嫉妬心が恋愛に入ってしまうのか? 

 著者は多くの人は嫉妬心を抱くのは、不安が原因なのだといいます。
魔法の鏡が他人を映し出してしまったことで、自分に自信がない、
自分には価値がないと思うようになってしまった不安。これが、
嫉妬を拡大するといいます。

 ところで手相でいうと、不安を増大する原因となるのが、「土星」
その人の人生にブレーキをかける惑星になります。この「土星」が
発達している人は、どうしても不安になりやすい傾向があるようです。

 厳しく育てられたご家庭に生まれたり、シングルのご家庭に生まれて、
責任感が重大すぎる子ども時代を過ごした方に多いように思われます。
あまりに不安に囚われ過ぎないということもときには必要だと思います。

皆さんに多くの幸がありますように。そして、多くの幸が叶いますように。
今日もお祈りをしています。

叶多幸


嫉妬はいつ生まれるか? 社会学者の本よりに対する2件のコメント:

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MA on 2013年12月27日 19:51
なるほど!
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叶多幸 on 2013年12月28日 16:55
私も改めて読んでなるほど、と思いました(笑)。

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