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西洋手相術ブログ

海外の手相本

握手で相手の性格を知る方法

●握手で性格を知る方法
 
今、日本にある手相の本の内容全てに影響したとされる
西洋手相術の大家、キロ(Chiro)。
キロの書いた『Palmsitry for All』 (アメリカ版)には、
すぐに使える手相のノウハウが満載です。
  
キロは、握手をしたときには、相手の手に
注意しようと語っています。
手を触ったときの感覚から性格を判断する方法です。
 
①柔らかく、ふくよかな手は物事を後回しにしたりして
怠ける癖がある人が多い。
 
②硬く、引き締まったての人はエネルギーに満ちて
信頼できる人である。
 
③肉が薄い手の人、または細い人は心配事があると
イライラしたり、落ち着きがなくなったりする。
 
④手が薄くて、握手をしたときに力がない人は、
物事を前に進める力が(少し)欠けている。
 
⑤手が冷たい、もしくは触ったときに冷たく、湿っている
感覚のあるひとは、健康に問題があるが、神経質で
ナーバスな人である。
 
⑥話しているときでも手を握っている人は、自分本位
な人が多く、他人を信じない人が多い。
 
全てが当たっているというわけではありませんが、
核心をついているものもいくつかありますね。
 
手は表情以上に物事を語るものです。

親指の関節、長いか短いか?


関節も意味があります
 


 
 
キロのアメリカ版『Parmistry for  All』をさらに
見ていくと親指の関節についても性格分析が書かれて
います。キロは言います。
 
「最初の関節が長く、そして指の腹が薄い場合は
気性が細かく、控えめであり、意思決定は強い」
 
 指先、つまり第一関節は意志を表しています。
指の腹が薄いというのは、主張が控えめ、という
意味です。指の腹が盛り上がっている人は自己主張
が旺盛で、いわゆるワガママな人が多いです。
 つまり、関節が長く、指の腹が薄い人は工場の
現場で主任を任せることができる、というのです。
キロは続けます。
 
「次の関節がまるで腰のように形づくられている
場合は、臨機応変で機転のきく人で、駆け引き上手
で紳士的であり、繊細に討論する人。しかし、
第一関節と第二関節が同じ長さであれば、機転の
きく人ではない……」
 
 第二関節は知性を表す領域。手の甲から見て
親指が「ひょうたん」のように見える手相は機転の
きく人だとキロは言っています。ひょうたんのように
見えるということは、骨に肉が張り付いているという
ことになるので、全体的に骨張った人ということに
なります。節ばった手ということなのですが、
こういう人は思索型が多いと言われています。
 
このように、関節によっても性格は色々分析できるのです。

親指はあなたの第一印象

●親指はその人の特徴を表す
 
イギリスの手相の大家、キロ(Cheiro)が
書いた本『Palmistry for All』(手相のすべて)をもうちょっと見てみましょう。
 アメリカ版には、親指によって、その人の性格がわかると書かれています。

キロは、「親指はその人を表している」というフランスのカジミール・スタニスラス・ダルペンティーニ(Casimir Stanislas D'Arpentigny)という手相家の話を引用しながら、
親指の重要性を説いています。ちなみにダルペンティーニという手相家は、

1798年生まれのフランス軍の大佐(大尉?)で文学者でもあった人です。
 
ダルペンティーニは1839年に『手の知識』という本を出版します。
そこでダルペンティーニは、7つの手の形、タイプに
ついて紹介するのですが、それは現在の手相
の本にも書かれているという、西洋手相の世界では、
とっても有名な人です。
 
手の形のことと言ったら、ダルペンティーニの
話が出てくるみたいな感じです。
 
話を元に戻しますと、キロは親指が脳の一部に関わって
いることが医学的にも証明されていると言っています。
 
キロによると、親指の形状によって次のように性格分析
ができるといいます。
 
まとめてみましょう。
 
親指が大きく発達しているは、意志が強い人。
決断力があり、外向的としています。
親指が長い人は、ルールを守る気持ちが強い人。
親指が短い人は、頑固で底力がある人としています。
 
芸能人とか女優さんの親指を見るとだいたい
大きく発達している人が多いですね。
モデルさんとかに多いのが親指の長い人です。
自己主張はあまりしない人ですね。
親指が短い人は監督とかに多いような気がします。
 
カニのようなずんぐりとした指は暴力的、とキロは
指摘していますが、全体的な手の形を見ると一概に
言えない場合もあります。
 
西洋手相術では、親指は金星が守護する指。
調和と愛を表す、人が人たる所以の指なのです。
また、その人の全体的な印象を表す指ともされています。
 
自分の親指がどのような形なのか?
一度、じっくりと見てみると面白いですよ。

世界最古の手相本

●世界最古の手相本
 
 といえば、ヨハンネス・ハルトリープ
(Johannes Hartlieb)が書いた
『Die Kunst Ciromantia』(手相占いの芸術)。
出版されたのは1448年と言われていますが、
年数は曖昧です。


 (出典:バイエルン州州立図書館
 
ハルトリープは、何者かというと前半生についてはわかっていないのですが、医師だったのではないかと言われています。北イタリアのヴェネチアがあるヴェネト州パドヴァで医学博士となり、時期が曖昧なのですが、その後、オーストリア公のアルブレヒト3世の主治医となり、その傍、文学、歴史、宗教、道徳など研究分野は
多岐に渡ったとあります。
 当時の医師は各国の事情に通じ、文化や教養に溢れていた知識人のようだったと考えられます。
 

●最先端技術を使って発表された手相の本
 

 
 ハルトリープが書いた『手相占いの芸術』は、アンナという公爵夫人に献上されたらしいです。手相のノウハウを書いた本、というよりは手相占いという文化はどういうものか? ということについて書かれた本のようですね。ドイツ語で初の手相本であり、詳細なイラスト入りで注目を集めたようです。
  この頃のドイツといえば、神聖ローマ帝国ですが群雄割拠の時代。各地の貴族が乱立していて、ドイツという国がなかった時代です。印刷技術といえば当時は最先端の技術。グーテンベルグが活版技術を発明したのが1439年頃と言われています。
当時としてはインターネット技術のような画期的な技術で、その最先端の技術
を使ったコンテンツが手相だったということです。
 
 それほどオカルトの世界は権力者や富裕層にとって魅力的な世界だったということだと思います。ヨハン・ハルトリープが手相本を書いたことで、手相の世界が世の中に浸透していくきっかけとなりました。 
 
 今でも手相本というのが出版されていて、私も出版しましたが、手相と印刷というのは、切ってもきれない歴史のようです。

金星環はなぜ、金星の輪というのか?

海外の手相の本を読むと面白い
 
最近は、海外の手相の本を読むことが多いです。
アマゾンドッコムレビューで高評価があったものなどを
中心に、その著者が、どういう手相の読み方をしている
のか調べています。
 
西洋手相だと大体同じですけど、
著者によって解釈が若干違う部分もあります。
 
最近ハマっているのがこの本です。

 
 

日本の手相の本もいいのですが、宿命論に偏りがちなので
西洋手相の考え方とだいぶ違います。
読んでも、参考にならないところがあるので、私は海外の本を中心に読んでいます。
 
もちろん、海外の本も私の解釈とは違うところもあるのですが、参考になるところがたくさんあって興味深いです。
 


西洋手相の本は、7つの惑星(月、火星、水星、木星、
金星、土星、太陽)の心理的解釈をベースに、
その人のパーソナリティにスポットを当てて、
手相からその人の心理や行動パターンを分析する、
という視点で書かれています。
 
この本は写真やイラストも豊富で面白いですが、
手相のイラストが本文と別のところにあったりして、
少し読みづらいところがあります。
古い手相本ではよくあるレイアウトなのですが、
その方式で書かれているようですね。
 
この本は著者であるスピリチャリストのエレン・ゴールドバーグさんの
40年に渡る、手相研究の成果を載せたものという
凄そうな書籍になっています。
実際読んで見ると、結構、細かいところまで書かれています。
何と言っても副題が、
「古典的手法による、自己発見のための手相本」ですから、
まさに西洋手相術のための本といっても過言ではないでしょう。
 
金星環は、なぜ「金星」という名がついているのか?
 
エロ線と言われている金星環。
人差し指の間から薬指と小指の間に入る線です。首飾りみたいな形をしている線ですね。
 
西洋手相の勉強をスタートしてから、
「なぜ金星という名前が付いているのかな?」
ということが疑問でした。
手相が流行っていた19世紀の本を読んでも、この線はすでに金星環という名前になってました。
 
先ほどのエレン・ゴールドバーグさんの本によると、金星環は感情線(Heat Line)の姉妹線(支線みたいなもの)として出てくることが多いと記述されています。
 
まー、そうですよね。
 
西洋手相では、感情線は感情を表現するのではなく、
その人の対人心理を表しています。
 
金星環があると、敏感になり、感覚が優れ、
相手への洞察力が増える、とされています。
感情的な人とか、感覚的な人ということだと思います。
空気を読む力が半端なくなる、というとことでしょう。
これを持っている人は、接客業とか人に関わる仕事
が向いていると言えそうですね。
逆を言えば、金星環がある人に、キツイ言葉は
禁物ということも言えると思います。敏感なので。
 
社交性が高いということから、社交性に関わる惑星
ということで、金星という惑星が充てられたのでしょう。
社交性が高いという人は、恋愛も上手でモテるので、
愛の線ということになり、日本の手相で拡大解釈
されて、エロ線とも呼ばれるようになったということですね。