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世界最古の手相本

●世界最古の手相本
 
 といえば、ヨハンネス・ハルトリープ
(Johannes Hartlieb)が書いた
『Die Kunst Ciromantia』(手相占いの芸術)。
出版されたのは1448年と言われていますが、
年数は曖昧です。


 (出典:バイエルン州州立図書館
 
ハルトリープは、何者かというと前半生についてはわかっていないのですが、医師だったのではないかと言われています。北イタリアのヴェネチアがあるヴェネト州パドヴァで医学博士となり、時期が曖昧なのですが、その後、オーストリア公のアルブレヒト3世の主治医となり、その傍、文学、歴史、宗教、道徳など研究分野は
多岐に渡ったとあります。
 当時の医師は各国の事情に通じ、文化や教養に溢れていた知識人のようだったと考えられます。
 

●最先端技術を使って発表された手相の本
 

 
 ハルトリープが書いた『手相占いの芸術』は、アンナという公爵夫人に献上されたらしいです。手相のノウハウを書いた本、というよりは手相占いという文化はどういうものか? ということについて書かれた本のようですね。ドイツ語で初の手相本であり、詳細なイラスト入りで注目を集めたようです。
  この頃のドイツといえば、神聖ローマ帝国ですが群雄割拠の時代。各地の貴族が乱立していて、ドイツという国がなかった時代です。印刷技術といえば当時は最先端の技術。グーテンベルグが活版技術を発明したのが1439年頃と言われています。
当時としてはインターネット技術のような画期的な技術で、その最先端の技術
を使ったコンテンツが手相だったということです。
 
 それほどオカルトの世界は権力者や富裕層にとって魅力的な世界だったということだと思います。ヨハン・ハルトリープが手相本を書いたことで、手相の世界が世の中に浸透していくきっかけとなりました。 
 
 今でも手相本というのが出版されていて、私も出版しましたが、手相と印刷というのは、切ってもきれない歴史のようです。

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